コロナ、不景気、年金破綻…先行きの見えない将来、少しでも多く貯蓄をしたい、お金を現金で残しておきたい…。
と、思う方も多いのではないでしょうか。
しかしお金には、実は【ケチらない方がいい所】というものがあります。
今回はそんなお金の使い方についてお伝えしていきます。
ケチらない方がいい所の基準
まず大きく3つのことはケチるべきでないとされています。
その3つがこちらです。
①健康関連のこと
②仕事に関すること
③教育、学びに関すること
1つずつみていきましょう。
まずは①の健康関連のこと。
これは健康的な生活、栄養ある食事、通院や健康診断、健康維持のための運動などが当たります。
健康を損ねてしまっては、いくらお金を貯めても元も子もありませんよね。
沢山のお金は健康には変えられません。
②仕事に関すること
こちらはスキルアップや仕事上での人間関係に関する支出、仕事中での身なりに必要な出費です。
これらをケチってしまうと、仕事の生産性が落ちたり、枝葉に伸びるはずの仕事も減ってしまうかもしれません。
今後の収入にも関わる仕事には、ある程度の出費はあってもいいものと考えます。
③教育、学びに関すること
これらも仕事と同様に、将来を形作る財産となります。
資格などの自分自身への学びへの投資、子供がいる方であれば教育費はケチるべきでない所になります。
健康に関すること
上記で挙げた3つのことをさらに詳しく分類してみていきましょう。
①食事
節約といえばあげられる食費ですが、食事を疎かにすると1番健康被害に直結します。
体はタンパク質やビタミン、ミネラルなど必要ない栄養素があってこそ健康的に動くことができます。
これらが慢性的に不足すると、体や心の病気になり結局医療費が嵩んだり、生きること自体が困難になる可能性があります。
②医療費
体の異変を感じたら、早めに病院にかかりましょう。
早め気付きが重症化を防ぎ、早期治療にも繋がります。
また定期的な健康診断も行いましょう。
体の部位や病気の種類によっては、静かに進行するものもあります。
また数値を見て生活改善するきっかけにもなります。
③寝具
人は人生の約3分の1を睡眠に当てています。
どこでもぐっすり眠れてすっきり起きれる!という方は問題ありませんが、睡眠の質が悪いと感じる方は寝具にお金を掛けましょう。
体に合ったマットレス、寝やすい枕、気持ちの良いブランケットなど、睡眠の質があがると、起きている時間のパフォーマンスアップにも繋がります。
仕事に関すること
①身なりを整える
接客業のような人、と接する仕事の人はもちろんですが、そうでない方も仕事での身なりは最低限整えましょう。
伸びっぱなしのボサボサ頭。
袖が伸びたデロデロの洋服。
穴の開いた靴下。
これらは極端ですが、自分と一緒に仕事をする人が気持ちよく仕事を行えるように整えましょう。
最近ではテレワークも増えていますが、画面上に映る部分だけでも整えておくと、仕事への士気も上がります。
②人間関係への支出
交際費、冠婚葬祭費などはあまりケチらずに、常識の範囲内で支払いましょう。
祝儀などはもちろん背伸びする必要はありませんが、あまりケチってしまうと「ケチな人」という印象を持たれてしまうことも…
今後のお付き合いも考えたうえで、相場を守りましょう。
どうしても金銭的に難しい時は、潔く欠席する選択肢も持っておきましょう。
③仕事に必要な備品
これは仕事の内容にもよりますが、例えば仕事に使う椅子や文具、パソコン。
立ち仕事の方であれば足にあった靴や用途に合わせた服装などが当たります。
1日の半分近くを過ごす職場では、小さなストレスが積み重なっていきます。
少しでも快適に仕事が出来るような環境作りにはお金をかけましょう。
教育、学びに関すること
人の体は年齢を重ねるとともに老化して、体力は低下し、病気へのリスクも上がってしまいます。
しかし学んだことというのは、人生の中で長い期間役に立ちますし、それらは収入や生活力の向上にも繋がります。
特に学びに投資すべきと考えられているのは10代から20代の間です。
この間は脳の吸収力もとても高い時期であり、この間に学んだことはそれ以降の30代、40代になっても自分の力として役に立ちます。
また10代から20代の間でのトライ&エラーは無駄になりません。
例え万が一失敗したとしても、転職したり新しい業界にチャレンジしてみるなど、今後のリベンジが十分に効く年齢でもあるのです。
自己投資の種類は様々あります。
例えば看護師や美容師、税理士、行政書士などの「専門的なスキルや資格」に対するもの。
ファイナンシャルプランナーや、簿記、エクセルのような「プラスアルファとなると資格」
料理、アロマ、メイク、音楽、アートのような「趣味やプライベートへの投資」などです。
どれも自分の人生の幅を広げて、収入だけでなく楽しみや幸せを増やしてくれる素材となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
様々なお金の使い方を、改めて考える機会にして頂ければ幸いです。