昔から健康を維持するための合言葉のように語り継がれてきた言葉。
【まごわやさしい】ご存知ですか??
聞いたことはあるけどなんだっけ…という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな魔法の言葉を詳しくご紹介しながら、健康と美ボディを手に入れるポイントをお伝えしていきたいと思います。
【ま】まめ
豆は昔から日本に伝わるスーパーフードです。
炭水化物、ビタミン、ミネラル、タンパク質をバランス良く含んでおり、食物繊維も同時に摂ることが出来る貴重な食材です。
汎用性もとても高く、味噌や醤油などの調味料として、納豆、豆腐、豆乳のように加工することによっても美味しく、栄養価が損なわれることなく食べられます。
また、大豆には女性ホルモンによく似た作用をしてくれるイソフラボンが豊富にふくまれており、女性らしい体つきや、ホルモンの安定などにも効果的な食材です。
【ご】ごま
ごまは体にとって良い油と良質なタンパク質によってできています。
ごまに含まれる脂質は、リノール酸やオレイン酸いう不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸には、免疫力を高めたり、コレステロールを下げる効果があるとされています。
その他にも、ごまにはカルシウム、マグネシウム、鉄分、ビタミンEなど、身体の健康を保つために摂取したい栄養素が大変豊富に含まれています。
そのままのごまは吸収されにくいため、すりごまや、ごま油のような加工品で摂るようにするとより効果的です。
【わ】わかめ
わかめをはじめとする海藻にはミネラルやビタミンがとても豊富に含まれています。
また、主成分が食物繊維であるため腸の活動を良くしてくれ、便秘の改善を促してくれたり、余分なコレステロールなど不要なものを排出してくれる効果があります。
海藻類は、栄養価に対してカロリーや脂質が大変低いため、ダイエットにもぴったりです。
乾燥タイプであれば、いつもスープに加えたり、ご飯と混ぜでわかめご飯など、手軽に調理出来るのも魅力的ですね。
【や】やさい
野菜には、主食の米や肉からはなかなか取れない栄養素がふんだんに含まれています。
主にビタミンやミネラルが豊富で、身体の健康維持には必要不可欠です。
生の野菜を摂ることで、消化酵素が増え食べ物の消化や代謝をよりパワーアップさせてくれる効果があります。
中でもキャベツ、大根、トマト、ピーマンなどは、年間通じて価格も安定しており手に入りやすく、栄養価も高いのでぜひ積極的に食べたい食材です。
【トマトが赤くなると医者があおくなる】と言われるほどトマトも栄養豊富で、体の老化の元となる酸化を防ぐ効果が非常に高くなっています。
【さ】さかな
魚にも、私たちの体にとって必要なものばかり含まれています。
部位や魚の種類によっても異なりますが、代表的なのはEPAとDHAです。
これらは、脳の神経の機能維持にも大切な成分であり、大人はもちろんですが子供には特に積極的に食べて欲しい成分になります。
よく『魚を食べると頭が良くなるよ』なんて言われますが、あながち間違いではないようです。
他にも亜鉛の含まれる量も多く、味覚の正常化や生殖機能の発育にも関係するといわれています。
【し】しいたけ、きのこ類
きのこ類は、種類によっても変わりますがビタミンDやビタミンB、カリウムなどのミネラルがとても豊富に含まれています。
また、しいたけなどは天日干しすることでビタミンDの量が10倍ほどにもなるとされ、乾燥しいたけなどはぜひ、積極的に摂取したいところ。
食物繊維も豊富で、水分と一緒に撮ると膨らむ性質を持っており、海藻類と同様ダイエットにもぴったりな食材です。
多くのきのこ類は、流水で洗ってしまうと旨味や栄養が逃げてしまうため、湿らせたキッチンペーパーなどで、軽く拭く程度にして調理しましょう。
【い】いも
じゃが芋、さつまいも、里芋、山芋…それぞれが美味しい魅力を持った食材です。
どれも、人の体に必要不可欠なエネルギー源となる炭水化物を多く含んでいます。
そのため、芋を主食とする民族も世界では少なくありません。
炭水化物というとダイエットには向かなさそうなイメージがありますが、いも類は血糖値をゆっくりと上げる特性があるため、脳や体のエネルギーに変換されやすく、炭水化物の中でも太りにくい食材です。
また、皮やそのあいだにも栄養素がとても豊富なので、さつまいものような皮ごと食べられる食材は、ぜひ皮ごと食べるようにしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
【まごわやさしい】スーパーに買い物に行った際には、少し思い出して頂ければ幸いです。