ここ数年、雑誌やネットで見かける【こなれ感】ファッションやメイク、髪型などの完成した仕上がりの雰囲気を伝えるために使われています。
しかし、実はその【こなれ感】ってどういうこと⁇
という方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな【こなれ感】と【こなれメイク】について詳しくお伝えしていきたいと思います。
目次
そもそもこなれ感ってこういうこと!
こなれ感とは元々、服飾やファッションのような業界で使われ始めた言葉です。
無理のない着こなし、着なれた様子のような少し肩の抜けた緩さのある雰囲気を意味します。
基本的にはガッツリとは反対の意味合いで、ナチュラルでシンプルな仕上がり感になります。
こなれメイクはこんなイメージ
そんな中【こなれメイク】とは、ばっちり決まった決め顔メイクから、不要な部分を引き算をすることでナチュラル感や柔らかさ、透明感、ぬけ感のあるメイクに仕上がります。
一瞬手抜き?とも思われるようなこなれメイクですが、バランスを上手くとることによって【自然で頑張りすぎてないのに、垢抜けている】という、オーラのある顔に完成されます。
重要なのはベースメイク
ぬけ感を必要とするこなれメイクは、ベース作りがとても重要になります。
ここで手を抜いてしまうと、ただの薄いメイク…やぼったいメイク…になってしまいます。
そんなベースメイクのポイントは【ツヤ感】です。
ツヤツヤのまるでお風呂上がりのような、健康的で瑞々しいお肌をメイクで作り出していきます。
そのため、下地には保湿力が高くツヤ感の出るパールやラメ入りがおすすめです。
ファンデーションは、水々しさを出すために伸びの良いウォータリータイプや、しっとり感の出るクリームタイプ、水分量の多いクッションファンデーションを選ぶと、塗るだけで簡単にツヤ肌に仕上がります。
眉は3アイテムでふんわり感を
垢抜けた眉をつくるためには、鋭く書き上げた眉よりも、ふんわりと柔らかな仕上がりを目指しましょう。
そのために必要なアイテムはアイブロウパウダー、アイブロウペンシル、アイブロウマスカラの3つです。
⚫︎アイブロパウダー
眉のメインはこれで仕上げましょう。
パウダーで軽く色味をのせてあげることで、ふんわりと優しい流行りの眉に近づきます。
⚫︎アイブロウペンシル
眉毛を1本1本書き足すイメージで、毛量をアップするイメージで描いていきます。
細めのペンシルを選ぶと毛の書き足しも、眉尻の仕上げも描きやすくなります。
⚫︎アイブロウマスカラ
髪色が明るい方はもちろん、暗めの髪色の場合もワントーン明るめのアイブロウマスカラでカラーリングがおすすめです。
明るめに眉毛をカラーリングすることで、流行りの太眉に仕上げた時、垢抜けた印象になります。
アイシャドウは単色でもOK
ぬけ感あるメイクの目元は、パレットはもちろんですが、実は単色でも可能です。
色の選び方は、肌馴染みのよいベージュ、ゴールド、ブラウン、オレンジ、ボルドーなどが使いやすいカラーです。
単色でも、まぶた全体に薄くのばし、目の際にかけて重ね付けすることによって、深みとグラデーションが完成します。
その時に、目の下にも同じ色でまつ毛の下でラインを引くように色を載せると、目が大きくパッチリと見えます。
ジュワッとチークで色っぽさアップ
チークはあくまでも自身の血色のような仕上がりに見えることが大切です。
【これはチークです!】というような主張の強いメイクは避けましょう。
オススメカラーは、肌馴染みの良いコーラルピンクやコーラルオレンジ、色白の方であれば淡い青味系ピンクも自然です。
チークを塗るポイントは丸。
以前は頬骨に沿って斜めに楕円系に入れるのが主流でしたが、こなれメイクではふんわりとした円を描くことがポイントです。
ただし、濃い目に描いてしまうとゆるキャラのほっぺたのようになってしまうので、円の中心から外側に掛けてはしっかりとぼかしていきましょう。
パウダータイプが定番のチークですが、ツヤ感を出したい場合は、オイルの含まれたスティックタイプや、液状タイプなどを選ぶと水々しいジュワッとしたチークが簡単に完成します。
リップで遊び心をオン
ここまで、ベースメイク、目元、チークときましたが、共通点はナチュラルでやり過ぎないこと。でした。
なので、口元には少しだけ遊び心を入れていきましょう。
ベージュのような落ち着いたカラーを選んでしまうと、こなれメイクというより本当のナチュラルメイクになってしまいます。
そのため例えば、ビビットなオレンジや、明る目の赤、彩度の高いピンクなどでアクセントにしていきます。
ただし、こちらは輪郭をしっかりとなぞった塗り方をすると堅苦しくなってしまうので、中央に色を置いたら外側にぼかしながら馴染ませていきましょう。
ぼかしが苦手な時は、クリアタイプのグロスを重ねるとゆるい雰囲気に仕上がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それぞれのポイントを抑えながら垢抜けたこなれメイクマスターへ♡