「イソフラボンは身体にイイらしい」という話を聞いたことがあるという方は多いと思いますが、では具体的に私たちの身体にどんな効果をもたらしてくれるのかご存知ですか?
実はイソフラボンは身体に良いだけではなく、精神的にも美容面でも非常に良い効果が期待できるんです。
今回はそんなイソフラボンの効果についてまとめてみました。
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目次
イソフラボンの効果を知って
心身ともに美しくなる5つのコツ
イソフラボンの基本情報
イソフラボンとはマメ科の植物に多く含まれるポリフェノールの一種です。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、生活習慣やストレスなどによって体内に増える活性酸素を抑えてくれる働きがあります。
イソフラボンには、美肌や女性らしい体を作る上では欠かせない女性ホルモンである「エストロゲン」と似た効果があるので、年齢とともに減少していくエストロゲンを補うためにも積極的にとりたい成分です。逆にエストロゲンが過剰に分泌されている時にはそれを抑えてくれる働きもあるので、エストロゲンの量を調節する効果があると言えますね。
1日当たりの理想摂取量は40~50mgで、食品で言えば豆腐半丁、納豆1パックが目安となります。今はサプリメントでも手軽にイソフラボンを摂る事ができるので利用するのもよいですね。ただし妊娠中の女性は、ホルモンバランスに影響する場合があるので、サプリメントで摂取する場合は注意が必要でしょう。
美肌効果
年齢を重ねる事によって、また不規則な生活習慣によってエストロゲンの分泌は減ってくるので、どうしても肌にハリを与えるコラーゲンや潤いを与えるヒアルロン酸を生成する力が低下して、シワやシミ、たるみの原因となってしまいます。
そこで救世主となるのがイソフラボンであり、摂取する事で肌に弾力を与えて、シワやシミの改善にも効果が期待できるでしょう。化粧品やサプリメントにもイソフラボンが配合されているモノが市販されているので、うまく利用して美肌を手に入れてくださいね。
生活習慣病の予防と改善
動物性脂肪を多く含む食品を摂りすぎる事で、血液中のコレステロール値が高くなり、メタボリックシンドロームから動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞と言った命にかかわるまで生活習慣病になる可能性が高くなります。特に年齢を重ねてエネルギーの代謝が悪くなっている女性は、コレステロールが増加しやすい傾向があるので注意が必要でしょう。
イソフラボンは血液中に増えたコレステロールを減少させる効果があるので、生活習慣病を予防するのに役立つと言えます。実際にイソフラボンを多く摂取している地域では、心筋梗塞の患者数が少ないというデータも出ているようですよ。
「更年期なんてまだまだだから大丈夫」ではなく、日ごろから習慣的にイソフラボンを摂る事が予防になるという事を意識してみてくださいね。
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更年期障害
女性には年齢と共にエストロゲンの分泌が減る事によって不快な症状が現れるようになる更年期障害や、ストレスや無理なダイエット、不規則な生活習慣によってエストロゲンが減る事で更年期障害と似たような症状が起こります。
主な症状としては頭痛、肩こり、ほてり、発汗などの身体的症状と、イライラ、不安感、憂鬱な気分になるなどの精神的症状ですが、イソフラボンを摂ってエストロゲンの分泌を促すことでこのような症状を軽減する効果があります。
またエストロゲンの過剰分泌が原因で起こる乳がんの予防にも効果を発揮する事も証明されていて、欧米に比べてイソフラボンの摂取量が多いアジア圏の女性は、乳がんの発症率が低いという研究結果も報告されています。
骨粗しょう症
イソフラボンには骨の中にある「カルシウム」を溶け出さないようにする効果があります。
エストロゲンの分泌が減ってしまうと、骨にカルシウムを蓄えておく力が低下して、骨密度が低くなり骨がもろくなるので、ちょっとしたことで骨が折れてしまいますが、これが「骨粗しょう症」です。
最近は若い女性の間で骨粗しょう症の割合が増えてきていますが、その原因は無理なダイエットや不規則な生活によるエストロゲンの低下が原因のようですね。
カルシウムと同様にイソフラボンも骨を丈夫にする効果があると言えるので、積極的に摂るようにしましょう。
いかがでしたか?
イソフラボンには様々な効果があり、特に女性にとっては欠かせない成分であるという事がわかっていただけたと思います。
身体の内側からも外側からも美しくなるために、これからはイソフラボンの事を意識した食生活を始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
[ad#3]イソフラボンの効果を知って心身ともに美しくなる5つのコツ
・イソフラボンの基本情報
・美肌効果
・生活習慣病の予防と改善
・更年期障害
・骨粗しょう症
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