イライラを解消したい!イラつく気持ちををやわらげる方法5選

仕事中無性にイライラする…

彼の態度にいつもイライラ…

生理前になるとイライラが止まらない…

誰でもそんな状況は経験があるのではないでしょうか。

しかし、イライラは自身にとっても周りの人々にとっても好ましいものではありません。

また、イライラしてストレスが溜まる→心身のバランスが乱れる→心身に不調をきたし更にイライラが加速する。

という悪循環にも陥りかねません。

そこで、今回はイライラを解消する方法を5選にまとめました。

イライラの本当の原因をみつける

イライラという感情は、一見【怒り】や【むかつき】【悔しさ】のような激情的な感情に見えます。

しかしその本質を辿っていくと【寂しさ】【悲しみ】【困る】【辛い】のような凹んだ感情が隠れていることも多くあります。

例えば、

※夫が毎日携帯を見ながらゴロゴロして、家のことを何もしない!イライラするし、腹が立つ!

この場合を紐解くと

※本当は子供と遊ぶ時間をもっと持って欲しい

※自分だけゆっくりしてずるい、自分も寛ぐ時間が欲しい

※家族に対して大切にする気持ちが無いようで寂しい

※一緒に出掛けたり共有できる時間を作りたい

これらのことから【本当はもっと幸せと感じる環境で子育てを行いたい】

という気持ちが見えてきます。

思考を変えて対策や方法を考える

上記で見つかった【イライラしてしまう本当の気持ちや原因】が判明したら、それに対する対策法を考えていきましょう。

例えば上記のような【夫に対するイライラ】であれば

※ゴロゴロする時間を決めてもらう

※週に2時間は子供と公園に出掛けてもらう

※携帯を見る時間をセーブしてもらう

※自分の気持ちを正直に伝える

などの方法がありますね。

また、イライラする原因が【今】ではなく【過去のこと】の場合は、自分の思考を変えてみることで解消に繋がるかもしれません。

例えば、過去に受けた仕打ちやいじめ、理不尽な態度などを思い起こしてしまう場合。

⚫︎まずは過去についてイライラしている自分を客観的に見る

⚫︎人は常に変化していることを理解する

⚫︎イライラしている時間は勿体ない。という考え方にシフトする

⚫︎新しいこと、次のステップを考える

などの方法があります。

食べ物の力を借りよう

とはいえ!!

イライラしている時に、冷静に考えろ!落ち着け!イライラするな!!

なんてことはなかなか難しいのか現実です、

そんな時は、食べ物や飲み物の力を借りましょう。

イライラに効果の高いとされる栄養素と食べ物がこちらです。

⚫︎カルシウム

神経の興奮を落ち着かせてくれます。

小松菜、小魚、乳製品に多く含まれます。

⚫︎ビタミンC

ストレスを感じると多くのビタミンが消費されてしまうため、補ってあげましょう。

柑橘類、苺、キウイなどのフルーツに多く含まれます。

⚫︎DHA.EPA

これらは体内の炎症を抑え、脳内の血流を高めてくれます。

神経伝達物質のドーパミンやセロトニンが作られやすくなり、イライラの低減に繋がります。

ブリやマグロなど、魚の多くに含まれます。

最近では、ストレス緩和を目的とされたGABA配合のチョコレートなども手軽に購入できます。

脳も体も基本的には食べ物で作られており、バランスの良い食事は心の安定にも繋がります。

音楽でリラックスする

YouTubeなどでも良く見かける【リラックスや癒し効果のある音楽】

本当に効果はあるのです。

人はイライラしている時、心身を興奮させる【交感神経】が優位に立っています。

そのため感情が高ぶったり、気持ちが抑え切れなくなったりしてしまいます。

しかし、癒し効果のある音楽を聴くことで【副交感神経】が優位に働き、心も体もお風呂に浸かった時や自宅で寛いでいる時のような、リラックスモードに切り替わるのです。

イライラしてしまった時は、隙間時間を見つけて気持ちの落ち着く音楽を聴くのも効果的です。

漢方の力も頼ってみよう

色々試してもあまり効果が出ない…

という時は、漢方やサプリメントに頼る方法もあります。

薬物治療とは違い、効果はゆっくりかつある程度飲み続ける必要がありますが、イライラしやすい体質を改善し、気持ちを落ち着かせてくれるものもあります。

⚫︎紫胡加竜骨牡蠣油(さいこかりゅうこつぼれいとう)

体にこもった熱を放散させる効果。ストレスからくる動悸や睡眠障害の緩和。

更年期からくるイライラなどにも効くとされています。

⚫︎抑肝散化陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

自律神経を整え、気持ちを落ち着かせてくれる効果。

ストレスからくる胃腸の働きの低下も整えてくれるため、食欲低下などの症状がある場合にも。

どちらも薬局で手に入ります。

ただし、体質により副作用を感じたり、症状に合わせた処方が理想的なため、薬剤師さんに相談してみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

家庭、職場、学校のような現実世界、ネットの世界など様々なストレスに晒されやすい現代ですが、イライラと上手く付き合いながら、健康的な心身で日々過ごしましょう。