2007年に放送されたテレビドラマ「ハタチの恋人」。明石家さんまさん、長澤まさみさん主演ドラマで50歳の中年男と20歳の専門学生の恋を描くラブコメディーとして放送されました。年の差恋愛や次々に起こる展開に首をかしげてしまいそうになりますが、恋に不思議はつきもの。ハタチの恋人を見て、恋愛の不思議について学んでみましょう。
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目次
ハタチの恋人を見て学ぶ恋愛の7つの不思議
その1 初恋は特別
第1話の最後、明石家さんまさん演じる主人公圭佑は、初恋の人にそっくりのユリ(長澤まさみ)さんと出会います。これは運命だ、と圭佑は徐々にユリに惹かれていきます。
そんなに簡単に恋に落ちてしまうもの!?と思いがちですが、初恋の人や初めての恋人などは何年経っても忘れられず、特別な思い出として胸にしまっておいてしまうものです。
初めての感情や初めての体験などは印象に残り、初めての別れ…など初恋は切なさが付きまとうもの。そんなほろ苦い気持ちを、初恋の人そっくりの人に出会ってしまったら一気に思い出して燃え上がってしまうのかもしれませんね。
その2 笑顔は最大の武器
長澤まさみさん演じるユリは、中身は「オバチャン」だけど魔性の笑顔を持つハタチの女の子。よく恋人や好きな人を好きになったきっかけは?という質問に対し「笑顔が可愛かった」「無邪気な感じが魅力的だった」なんてことはききませんか?
中身がズボラであったり、オバチャンであったりしても結構無邪気な笑顔って無条件で惹かれてしまうものです。笑顔で接してきた異性に対して思わず胸きゅんしちゃった人や、普段難しい性格やあまり魅力的ではないと思った人が不意に見せる笑顔に少し意識してしまった、という人も多いのではないでしょうか。
ハタチの恋人でも、そんなユリの笑顔についつい廃棄処分するコンビニのお弁当や野菜を安く売ってしまう登場人物も出てきます。女の最大の武器は涙なんていいますが、実際は無邪気な笑顔が最大の武器になることが多いようです。どんな中身の人でも、笑顔になれば自然と魅力的な人間になってしまうものです。
その3 当たり前の存在ほど大切なものはない
第4話にて圭佑の妻である小百合が登場します。妻もいて子供もいるということを忘れてしまいそうになりながら、ユリに惹かれていった圭佑ですが、食事をしつつ2人で語らい、「とんでもない間違いを起こすところだった」と我に返ります。
結婚をして、子供もできて、家に帰れば妻がいる…というのが当たり前の日常だとついついそんな当たり前へのありがたみってなくなってしまいますよね。しかしそれはとても幸せなことであり、そんな当たり前は今まで楽しい思い出や共に過ごした苦労などを乗り越えてあるものです。
よく失ってから大切だったことに気づく、だなんていいますが、今隣にいて寄り添ってくれる人は一番にあなたをわかってくれている人のはず。ついつい当たり前になり、日常になってしまうとちょっとした日常の変化や刺激に惑わされてしまいがちです。
悲しいことにそんな当たり前の存在に気づくのは多くは過ちを犯す前や後、失った後ですが、改めて過去や思い出を振り返り、当たり前であることに感謝をしましょう。
その4 つい嘘をついてしまう
第1話の出会いから、ベストセラー作家の「森山リュウ」は圭佑である、と勘違いするユリ。就職活動においてコネがつくれる!と思いユリは圭佑に近づきます。圭佑は勘違いされている、とわかっていても、なかなか真実を話せずにダラダラと「森山リュウ」としてユリと接していってしまいます。自分の好きな人や気になっている人には、つい見栄を張ってしまったり嘘をついてしまった、という苦い経験がある人もいるのではないでしょうか。やはり好きな人にはよく思われたいものですし、その嘘で距離を縮められるのならずっとついていたいものです。
結局この嘘はバレてしまい、ユリは激怒…という展開になっていきますが、自分をよく見せたいがために嘘をついてしまうのは、不本意ながら仕方がないことかもしれませんね。後々嘘をついていることに対して虚しさを覚えたり、辛くなったりもして結局は自滅…ということもありうるので、できれば嘘や見栄は張りたくないものです。
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その5 一瞬の気の迷いで浮気に走る
初恋の人と別れ、傷ついた圭佑の元に現れたのが後に妻になる小百合。救世主のごとく現れた小百合を圭佑はこよなく愛し、圭佑が語る「オレの恋愛三部作」は妻小百合との物語。一生懸命に働き、妻を愛していましたが、そんな圭佑は過去に結婚式前日に突然かかってきた初恋の相手エリからの電話で過ちを犯してしまっていました。
妻の小百合は傷ついた圭佑を助け、圭佑もまた小百合のために自分は生きよう、と結婚を決めたはずですが、エリに「帰りたくない」と言われてしまいます。こうも簡単に小百合を裏切れるのか!と思ってしまいますが、結婚前などはついつい元恋人や初恋の人と最後に…と出来心が芽生えてしまうケースは多いようです。
特別な相手、特別なシチュエーション…そんな特別、今日限り、のようなことがあるとどんな幸せな現実があっても、少し危ない恋愛に夢をみてしまうのかもしれません。
その6 現実から目を逸らしがちになる
第7話にて、ユリの母親は実は圭佑の初恋の相手エリであることを知ってしまいました。エリは女手一つでユリを育てたということで、夫もいなく、ユリ自身父親はわからない、と話しています。ここで浮上したのはユリは実はエリと圭佑の間の子供なのではないか…ということ。
エリには相手がおらず、今でも初恋の人は大切よ、と語っていたこともあって結婚式前の一瞬の気の迷いが今につながっているのかもしれないと圭佑は思います。妻小百合に対して大切にしなくてはいけない、と思いつつも初恋の人にそっくりなユリに惹かれ、頑張る姿や笑顔に翻弄されている圭佑はそんな疑惑に対して「そうでなければいい」と現実から目を逸らします。
恋愛をすると都合の悪い現実に対してついつい「そんなわけがない」と思い目をそらしてしまいがちになります。ハタチの恋人のようなケースはそうそうないとは思いますが、「あの人に限ってそんなことはない」なんて無理やりにでも自分の望む形を信じようとした経験がある人も多いのではないでしょうか。
その7 叶わないとわかっていても気持ちを告げてしまう
ハタチの恋人終盤、それぞれ口にはしなくとも実は父娘なのではないか、ということを胸に秘めつつ、ぶつかり合うユリと圭佑。まるで他人の話のように、それぞれ相手を想っていたということを告白してしまいます。二人が結ばれることは有り得なくて、本人が一番わかっていること。
叶わないと知りつつも、気持ちがいっぱいになって、相手に気持ちを告げてしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか。相手に対して感謝や色々な想い、信頼関係があると恋心でなくとも自分の気持ちに対して素直になろう、と無意識に思ってしまうもの。それが恋心ならば、一番わかっていて欲しい気持ちかもしれませんね。
いかがでしたか?
ハタチの恋人では結局ユリと圭佑は結ばれることはなく、父娘であるかどうかもハッキリしないままに終わりましたが、そんな中で意外と恋愛においての「不思議」について共感できたシーンはあったのではないでしょうか。
恋愛の7つの不思議で、気をつけなければならないこと、改めて考えなければならないことなどを振り返り、素敵な恋愛をしてください。
まとめ
[ad#1]ハタチの恋人を見て学ぶ恋愛の7つの不思議
その1 初恋は特別
その2 笑顔は最大の武器
その3 当たり前の存在ほど大切なものはない
その4 つい嘘をついてしまう
その5 一瞬の気の迷いで浮気に走る
その6 現実から目を逸らしがちになる
その7 叶わないと分かっていても気持ちを告げてしまう
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