爪の形が扇型で無格好…人前で手を出すのが恥ずかしい…なんて方はいませんか?
爪の形は遺伝と思われがちですが、実は縦長にスラリと伸びた綺麗な爪は、努力によってある程度形作ることができるのです!
今回は綺麗な形の爪作りに必須となる【ハイポニキウム】についてお伝えしていきます。
ハイポニキウムとは?
まずはハイポニキウムについてご紹介します。
これは爪と皮膚の間を支える組織で、爪と指をくっつける重要な役割を持つ部分です。
爪を裏側からよく見ると見える方が多いですが、爪と指の間にある、透明または白く見える部分です。
これは爪が伸びる際に一緒に成長していき、一見薄皮に見えますが、皮膚にあたります。
ここが健やかに成長することにより、爪の形の綺麗さに繋がります。
爪を継続的に伸ばそう
まず今まで爪を定期的に爪切りで切っていた方は、爪を伸ばすことから始めます。
爪のサイクルから、おおよそ2.3カ月継続することで効果が目に見えるようになります。
また爪を噛む癖があるかたは、まずは爪噛みの癖を改善します。
爪を伸ばすことにより、ハイポニキウムも同時に伸びるため、爪が縦長に形作られていきます。
爪は爪やすりで整える
爪が伸びた時、一般的には爪切りでカットします。
しかし、ハイポニキウムは繊細なため爪切りの衝撃で剥がれてしまいます。
そのため爪が伸びてきた時には爪やすりで削りながら整えます。
その際の注意点は2つ。
指先ギリギリまで削ってしまうと、ハイポニキウムも削れてしまいます。
そのため白い部分は必ず2.3ミリ以上残しましょう。
また綺麗な爪を育むためには丸みのあるラウンド型よりも、爪への衝撃を少なくする長方形に近いスクエア型が好ましいとされています。
とにかく保湿!!
ハイポニキウムは皮膚の一部であるため、乾燥にはとても弱いです。
また乾燥した指先環境が続くと、健康的なハイポニキウムは育ちにくくなってしまいます。
そのため、指や爪の乾燥を防ぐためにこまめな保湿を心がけましょう。
保湿には、ハンドクリームはもちろん、爪用のネイルオイルも効果的です。
ネイルオイルは爪先だけでなく、爪の生え際にもしっかりと塗ります。
生え際を中心として、くるくるとマッサージするように塗ると、血行も良くなり効果が高まります。
甘皮部分の処理をする
綺麗な爪作りには、爪の生え際にある甘皮部分の処理も必要不可欠です。
甘皮部分を優しく剥いて押し下げて処理することにより、物理的に爪の面積が増えます。
そうすると見えて来る白い半月のような部分はハーフムーンとも呼ばれています。
ハーフムーンは綺麗に見えることで爪の美しさのバロメーターにはなりますが、体の健康には関係なく、水仕事や手先を使う頻度、年齢などによっても異なるので、あまり見えなくても心配する必要はありません。
爪が割れた時はどうすればいい?
ある程度爪が伸びた状態で生活していると、割れてしまうこともあるかもしれません。
その時は必ず放置せず、補修液を塗ってケアしましょう。
補修液をぬることで割れた部分が補強され、これ以上深刻な割れに繋がることを防いでくれます。
また保湿効果やトリートメント効果によって、補修と同時に爪の縦線へのケアもしてくれます。
ネイルトリートメントとベースコート
普段ネイルを施す方は、オフ時に爪へのダメージを受けます。
しかし、普段からネイルを行わない方でも日々の家事や仕事などでどうしても負担がかかってしまうのが爪です。
そのため髪の毛同様、小まめに爪もトリートメントをしてあげることで、健康で綺麗な状態が持続されるのです。
また普段はカラーネイルはしないという方でも、自爪を育む際にはベースコートだけは塗っておくことをお勧めします。
ベースコートはネイルの持ちや発色を高めるだけでなく、自爪へのダメージを軽減させて守ってくれる役割があるのです。
爪からの水分の蒸発や、衝撃を防ぐためにもベースコートは塗っておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
美しい爪を作るには継続的なケアが必要ですが、生まれつきだから…とあきらめる必要はありません。
3ヶ月後の、素敵な爪を目指してがんばりましょう!!