目指せ全身スッキリ!むくみをとる方法、教えます!

朝起きるとむくんで顔がパンパン…

むくみのせいで、二重まぶたがすっかり一重に…

夕方疲れた時間には、足がむくんで靴がキツい…

なんて経験はありませんか⁇

実は人間は体の約60%が水分で占められており、溜まった水分は簡単に目に見えた不調に繋がります。

今回はそんな【むくみ】の原因や対策法を全てお伝えしていきたいと思います!

全身に現れるむくみとは?

足や顔、手など全身に現れるむくみ。

これは主に体内にある3つの水分からできています。

それが『血管の中の水分』『細胞の中の水分』『細胞と細胞の間の水分』です。

むくみとは、これらが何らかの理由で過剰になってしまった時、むくみとして体の症状に現れます。

医学用語では、これを【浮腫】といいます。

むくみの見分け方

むくみ、と一口に言っても、太ってふっくら見えるだけなのか、水分が溜まってむくんでいるのか、見分けがつきにくい時はありませんか?

そんな時はぎゅっと指で5秒ほど押してみましょう。

弾力があり、跳ね返すように戻ってくる時はむくみでは無い可能性が高いです。

反対に、跡が残ってしばらく消えない場合はむくみと判断してok。

夕方以降、靴下の跡が中々取れない時はむくみか原因と判断できます。

むくみの原因って??

むくみには、大きく分けて5つの原因があります。

①体を循環する水分が、何らかの理由で増えすぎてしまい、上手く循環できなかったり余剰の水分が体の一部に現れる。

②血管中のタンパク質濃度が下がる事で、血液中の水分が漏れ出す。

③炎症やアレルギー、ホルモンなどの影響で、血管中の水分が壁から漏れやすくなっている。

④リンパ管の働きが悪くなり、リンパ液が一部に滞っている。

⑤薬剤による副作用

これらがむくみの原因の大きくを占めています。

一般的に多いむくみの原因

上記では、5つの原因を挙げましたが、むくみのほとんどが、日常生活による一過性のものになります。

そのむくみへと繋がりやすくなる原因がこちら。

⚫︎座りっぱなしor立ちっぱなし

むくみの原因は水分です。

そして水分は重力に逆らうことが出来ずに下へ下へと溜まっていきます。

立ち仕事の人は足がむくむことが多く、反対に朝起きた時には、顔がむくんでいるパターンなのもそのせいです。

基本的な解決方法として、弾圧性のある靴下やストッキングを利用したり、こまめにむくみやすい部分を動かすことで、改善に繋がります。

また血行不良はむくみに繋がりやすいため、冬場や冷房の効いた室内など、冷えやすい時は暖かい格好をして、極力体を冷やさないようにする必要があります。

⚫︎塩分の取りすぎ

塩分を多く取りすぎることによって、水分を過剰摂取しがちになります。

すると体内では細胞間での水分が増えてむくみに繋がります。

また、塩分は腎臓の働きを弱くして尿として水分を出すこともしにくくしてしまいます。

むくみやすく、塩分の取りすぎが思い当たる方は、まずは塩分摂取を控えることから始めてみましょう。

⚫︎アルコール飲料の飲み過ぎ

アルコールは水分を含んでいるため、体内での水分が過剰となります。

また、アルコールは炎症やアレルギー作用によって血管からの水分を通りやすくしてしまう性質があるため、細胞間へ水分が漏れ出す原因にもなります。

アルコール摂取は一時的には利尿作用が起き、水分の排出もできますが、体内のアルコール濃度が高まることによって、かえって尿量は減少していってしまいます。

そのまま寝て朝を迎えてしまうと、翌日全身にむくみの症状として現れます。

⚫︎筋肉量の低下

運動などによって筋肉が動くことによって、まわりの血管や細胞が押されます。

そしてそれはポンプ作用として、体内の水分を循環させる役割を果たしてくれるのです。

体の筋肉量が少ないと、そのポンプ作用も同じように小さくなってしまうためむくみが出やすくなるのです。

むくみの症状は女性に多く、男性に少ないのは、元々持つ体の筋肉量の違いも影響を受けています。

そのため、日々出来るだけ動くように心がける、意識的に運動をして筋力をつけることにより、むくみにくい体作りが出来上がります。

⚫︎ホルモンの影響

女性の場合、ホルモンの影響は大きく作用します。

特に生理前には水分を溜め込みやすくなり、血管からの水分も流出しやすくなっています。

反対に生理の始まりから、生理終わり1週間程度はホルモンバランスの変化によって、水分を排出しやすい体に変化します。

そのため一時的に起きるある程度のむくみは、体の健康的なサイクルでもあるのです。

その他気をつけたいむくみの原因

⚫︎薬、漢方、サプリメント

これらの薬によって、腎臓機能が低下して水分の排出がスムーズに行われなくなる弊害の可能性もあります。

薬や漢方を摂取する際には、副作用の確認をすること、体に違和感を感じたらすぐに医師に相談するようにしましょう。

⚫︎アレルギー反応

アレルギーを持っている方は、アレルギー物質を食べたり触れたりした時に、体に腫れやむくみが現れる場合があります。

突然のむくみや、明らかに違和感のある場合はアレルギーも疑って医師の診断を仰ぎましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

むくみは様々な原因によって引き起こされます。

中には重篤な病気が隠れている場合もあります。

体の変化や違和感を感じたら気をつけてみて下さいね。