女性達のお悩みの半数以上とも言われる、生理痛や生理中、生理前のの不快感。
実は普段はアクティブで前向きな女性も、生理中や生理前の1週間は、心身共にしんどい思いをしている方も多いのです。
今回はそんな辛い生理の、様々な症状を緩和する方法を5選にしてご紹介していきます。
体を温める
生理の辛さを悪化させる大きな原因の1つに、体の冷えがあげられます。
生理中はホルモンの仕業で、いつもよりも体温が下がりやすい傾向にあります。
そんな時に冷たい飲み物や、アイスを食べてしまうとより一層体を冷やしてしまい悪循環に。
体が冷えると、どうしても血流が悪くなり痛みの悪化や体のだるさに繋がってしまいます。
そのため、生理中はカイロをお腹や背中に貼ったり、ブランケットをかけて足元から冷やさないようにしたり、夏は冷房の効き過ぎに注意しながらカーディガンなどを使って体温調節に気を配りましょう。
また、入浴も普段はシャワーだけで済ませてしまう方は、浴槽にしっかり浸かるのも体が温まり、血流改善されるためおすすめです。
食べ物、飲み物に気をつける
生理中、生理前に特に気をつけたい食べ物や飲み物は⚫︎油っこいもの⚫︎糖分⚫︎カフェイン⚫︎刺激物 などです。
これらの摂取は体を冷やしたり、血管を収縮させてしまうため、イライラしたり、生理痛の悪化につながります。
生理の前後にはできるだけ控えるようにしておきましょう。
生理の不快感を感じる時に、特におすすめの飲み物がこちらです。
⚫︎ハーブティー
ハーブティーの中でも、体を温めるジンジャーやカモミールティーがおすすめです。
体が温まるだけでなく、リラックス効果もあるのでイライラを鎮めてくれる効果も期待できます。
ただし、ハーブティーの中には血管を収縮させてしまうものも一部あるので、ティーの種類には注意しましょう。
⚫︎ホットココア
ココアには体を温める効果や、生理によって失われがちな鉄分を補給することができます。
カフェインも微量に含まれますが、珈琲などと比べるととても低いので安心して飲むことができます。
しかし、甘いココアはカロリーが高く糖分も多めなので、甘みの少ないココアを選ぶなどして注意しましょう。
軽い運動をする
動けないほど痛みがある時は、もちろん安静が1番ですが『ちょっとだるいけど動けるな』いう場合は、軽い運動や軽いストレッチがおすすめです。
特にストレッチには副交感神経を優位にしてくれる効果があり、体と心をリラックスした状態に整えてくれます。
また、適度に動くことによって全身の血の流れが良くなり、血液の排出がスムーズになり、痛みの軽減にも繋がります。
他にも、本気でマラソンをする必要は全くありませんが、外の空気を吸いながらウォーキングをすることも、体にしっかりと酸素が取り込まれ心身共にリフレッシュされて痛みや不快感を和らげます。
ツボを押す
いつでもどこでも行える利点があるのが、ツボ押しです。
自分の痛みや、不快感の和らぐツボを知っておくだけでも安心感がありますよね。
ツボ押しするポイントは、自分の手指で気持ちよく感じる程度に優しく押すことです。
また、月経の始まる1週間前から始めるとより効果的と言われています。
ツボはいくつかありますが、一部ご紹介していきます。
⚫︎お腹（気海きかい）
おへそから指2本分下。
生理痛、便秘、下痢の解消に。
⚫︎お腹（関元かんげん）
おへそから指4本分下
生理痛、腰痛、生理不順解消に。
⚫︎足（血海けっかい）
膝の内側お皿の上、指2本半分上。
血流を整えて生理痛の解消に。
⚫︎手（合谷こうごく）
手の甲の親指と人差し指の交わる骨の部分からやや上のくぼ
万能のツボ。生理痛、歯痛、腰痛などの痛みの緩和に効果的
これらのツボは、ホットパックなどで3分〜5分温めるのも効果的です。
アロマを焚く
酷い生理の諸症状には、ストレスを軽減し、気持ちがリラックスすることもとても大切です。
そんな時おすすめなのが、穏やかな気持ちに導いてくれるアロマテラピーです。
その中でも特におすすめの香りがこちらです。
⚫︎ローズ
ローズには女性ホルモンを安定させる効果があります。
生理中だけでなく、その前から起こるイライラや不調、落ち込みなどのPMSの症状も緩和されます。
⚫︎ラベンダー
イライラや情緒不安定など、心や頭が疲れているな。と感じる時に。
鎮痛、安眠効果が高く寝る前に寝室で香りを楽しむのもおすすめです。
⚫︎レモングラス
生理中や前のむくみや疲労がある時に。
体の冷えやむくみをとり、すっきりとさせてくれます。
しんどいな…と感じた時は、コットンに1.2滴垂らして深呼吸するだけでも気持ちのリラックスや気分転換に繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎月毎月、女性を憂鬱な気分にさせる生理ですが、上手にお付き合いしながらゆったりとした気分で過ごしましょう。
