1人暮らしの女性の皆さん。
防犯対策は何か行なっていますか?
自分はきっと大丈夫…。
まさか自分が…。
と、思う方もきっと多いでしょう。
しかし、日本では年間約3万件以上の侵入・窃盗事件が認知されています。
また盗難被害だけでなく、本人に危害が加わる可能性も充分にあるのです。
そんな残念な事件を防ぐためにも、自分の身は自分で守るよう、防犯対策に気を付けていきましょう。
物件選びはセキュリティ重視で

まず女性が一人暮らしを始める時は、物件選びから注意が必要です。
初めに不動産で相談する際に、近所の治安について確認しておきましょう。
地元や地域の人は知っているような、治安の良し悪しを少しでも確認しておきたいところです。
また、家の周り、勤務地・学校からの帰宅までの道のりについても確認しておきましょう。
夜の時間帯の人通りは多いか、外灯はどれくらい設置されているか、声を出した時に気づいてもらえるような住宅環境か…
物件の周りに外灯が少ない、夜になるとひと気が少ないようなところは注意が必要です。
マンション自体のセキュリティも高いに越したことはありませんが、一定以上のセキュリティ管理のあるマンションは、家賃もどうしても相応になってしまいます。
家賃の予算、セキュリティ、周りの環境、を良く調べてから契約を行いたいですね。
宅配便は時間指定

1人暮らし経験者あるある。
『ピンポーン』のチャイムにドキッとする。経験はありませんか?
約束している友人の来客、時間の分かっている宅配便以外のチャイムは少し怖さを感じますよね。
宅配業者を装った不審者の通報も毎年一定数存在しています。
そのため宅配便は極力時間指定を行うこと。また、置き配や宅配ボックスがある時には、例え在宅中であっても利用しましょう。
また手紙のような配達物も個人情報を知られるきっかけになりやすいため、溜めずにこまめに回収しておきましょう。
1人暮らしを悟られない

防犯対策で実は大切なこととして、親しい人以外に1人暮らしを悟られないこともポイントです。
犯罪者の観点から見て、相手が1人暮らしの女性であることによって、犯罪の犯しやすさのハードルは一気に下がります。
そのため、洗濯物は極力室内に干して住居人の情報を見せない、またやむおえず外に洗濯物を干すときには、あえて男物の下着や洋服も出しておきましょう。
他にも家に帰宅するさいには、例え一人暮らしであっても、わざと『ただいま〜』のようなフェイクを入れることも方法です。
防犯ブザーは持ち歩く

出先から帰宅までの間は、どんなに短い距離であっても防犯ブザーを持ち歩きましょう。
出来るだけボタンを押すだけ、紐を引くだけなど、操作が簡易なものがおすすめです。
また帰宅時は出来るだけ人通りが多く、外灯の明るい道を選びましょう。
近所の様子にも慣れてくると、つい近道として暗い道を通ってしまうこともありますが、例え遠回りだったとしても、危険にさらされては元も子もありません。
さらに、電車やバスなど普段音楽を聴きながら移動する方は、家に帰宅までの徒歩圏内ではイヤホンは外しておきましょう。
周りの足音や物音は、人だけでなく、自転車や車からの危険を察知するためにもとても重要です。
危険から素早く対応するためにも、常に耳と意識は外に向けておきましょう。
帰宅時はヒールは避け、走りやすい靴を選ぶとさらに安心です。
毎日のルーティンは決めない

毎日通うスーパーは◯◯。
帰りに寄るコンビニは◯◯。
いつも乗る電車は◯時◯分。
というようなルーティンも、防犯面では避けるのが好ましいです。
いつも同じコンビニで1人用の食事を買ったり、公共料金の支払いを続けていると、1人暮らしと認識されやすい傾向もあります。
できるだけ1つのお店、同じ時間は避け、ランダムな行動をすることも危険回避のコツになります。
不審者に遭遇したら

万が一不審者に遭遇したら。
考えただけでぞっとしますよね。
対峙するのは避けたいところですが、万が一遭遇した場合、大きな声を出す、防犯ブザーを押す、近くのコンビニやスーパーに助けを求めるなどの方法があります。
またそんな相手と対峙を防ぐためにも、少しでも不審だと感じたら早めに110番しましょう。
例え自分にその瞬間は被害が無かったとしても、今後の事件発生の予防にもつながりますし、巡回してもらうことも可能です。
さらに連絡が早ければ、他の事件との関連性により犯人が別件で捕まる可能性もあります。
時間が経ってしまうとそれらのチャンスが少なくなってしまうため、少しでもおかしいな?と思ったら、その時点で早めに警察に連絡を入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分の身は自分で守る。そのためにも、一人暮らしの方は特に、高い防犯意識を持っておきましょう。