コロナウィルス/感染経路と予防法

ここ数ヶ月、世界中の人々の頭を悩ませているコロナウィルス。

TVやネットでは、連日コロナのニュース一色ですね。

しかし、現段階で発表されている情報をきちんと知ることで、必要以上に恐れることなく、自身が出来る限りの対処法を行いましょう。

感染するとどんな症状が出るの?

まず、コロナウィルスに感染された8割の人は無症状、もしくは風邪と同じような軽症で回復に至ります。

症状をまとめると、発熱、せき、体のだるさ、息苦しさなどの風邪と似た症状が1週間程度持続することが多いといわれています。

残りの14%は重症患者にあたり、呼吸困難や肺炎の症状を呈し、入院が必要となります。

更に6%の方には、人工呼吸器などを必要とするさらに重篤な症状が現れます。

現時点まででは、高齢者や糖尿病、肺炎、喘息などの基礎疾患を持つ方の重症化リスクが特に高いとされています

感染経路の種類

現時点では、飛沫感染と接触感染の2つが考えられています。

飛沫感染は感染者の咳、くしゃみからの唾と一緒にウィルスが排出され、そのウィルスを他者が口や鼻から吸い込むことで感染します。

接触感染は、感染者が咳やくしゃみなどを手で押さえて触れた後、ドアノブや手すりなどを触ることによりウィルスが付着。未感染者が、その部分に触れることによりウィルスが手などに付着し、その手で目や口などの粘膜を触って感染するという経路です。

感染場所としては、上記の他にもエレベーターのボタン、エスカレーターの手すり、電車やバスの吊り革、電気のスイッチなどが多く挙げられます。

反対に、公園や散歩、ジョギングのような外で一定の距離を人との距離を保てる環境下では、感染リスクは低いとされています。

予防法はある?

現時点で考えられている、飛沫感染と接触感染の2つを防ぐ方法は『手洗い』『うがい』

他者への感染を防ぐ目的としては『マスクの着用』『咳エチケット』などがあげられます。

ウィルスは一般的に、目、鼻、口などの粘膜から侵入します。

そのため、家に着いた、トイレにきた、職場に着いた、などのタイミングで『石鹸を使って手を念入りに洗う』『うがいをする』などを行いしっかりと洗い流しておきましょう。

また、上記に挙げたような公共の場所で、不特定多数の人が触れる物に触ったあとは、手洗いうがいをするまでは、出来るだけ粘膜には触らないように過ごしましょう。

3つの密を避けて外出しましょう

これは新たに政府から提示された【3つの密】を避けることにより、感染拡大を予防する方法です。

密とは『密閉、密集、密接』の3つの要素を持った空間のことであり、この3つの条件下は避けて行動しましょう。という提示になります。

例えば、ライブ施設や室内型のイベント会場、カラオケ、スポーツジム、混雑した飲食店などがそれらに該当します。

⚫︎換気の悪い密閉空間

⚫︎多数が集まる密集場所

⚫︎近距離で会話や発声を行う密接場所

この3つを避けることによって、感染拡大の予防に繋がるとされています。

まとめ

熱っぽい、咳が出る、からといって必ずしもコロナウィルスに感染しているわけではありません。

しかし、症状が長引いたり、おかしいな、と感じた場合はまずは各自治体の相談窓口に電話で相談してみましょう。

その後に指定の医療機関へ向かって下さい。